【映画感想】バイオハザードV:リトリビューション(2012)
2012年。
バイオ映画第5弾。
例によって前作からの続きですね。
いきなり巻き戻し演出のOP。
海ざっぱーん。
目覚めたらちがう世界観。
平穏なアメリカ家庭の図。
でもそれはクローンのミラジョボが見ていた世界・・・
ということで今回はやたらクローンが出てきます。
バトルのフィールドはアンブレラ社の実験施設内(おおがかり)。
雨の渋谷スクランブル交差点付近やNYを再現したりする仮想空間。
エイダとレオンが出てきて今回は前作ラスボスのウェスカーが味方側に。利害の関係で。
前々作でちょっとだけミラジョボに協力姿勢を見せたマザーコンピュータのレッド・クイーンがどうもシリーズを通してのラスボスとなりそうな感じ。
最初のバイオ(2002)に出てきたミシェル・ロドリゲスをはじめとする仲間もクローンという形で再登場。
ロドリゲスはウイルスを注射されて超人化。
掌打で肋骨や心臓にショックを与える技を使ったりします(海に落として撃破。でも真でなさそう)。
シエンナ・ギロリー(ジルヴァレンタイン)は棒術を使います。
最後は赤い洗脳装置を取って正常に。
ミラジョボはウェスカーに注射を打たれ元の力を取り戻します。
最後は人類VSAIの戦いの幕開けというようなスターウォーズEP2の最後のような感じで終わりました。
全編ほぼほぼ実験施設内なんでスケールはこじんまりのはずなんですが狭さはあまり感じません。
東京の再現がでてきてまた中島美嘉が出てきました。ゾンビのちょい役ですが。
NY、モスクワなどの仮想空間や同じ顔をした複数のクローンが出てきたりifの世界のミラジョボなんかも相まって描写はややわかりにくくなっていたと感じました。話は別に複雑じゃないんですが。
クローンの娘との出会いからその娘を守ろうとするようになる展開はエイリアン2 (1986)をちょっと思い出しました。
エイダの女優さんはちょっとイメージと違ってました。もっとキリッとしていて食わせ物なイメージなので。あともうちょっとスタイルがいいほうが・・・正直横にいるミラジョボにどうしても見劣りをしてしまいました。おきれいな方だとは思うんですが・・・というかこの方ジェイソン・ステイサムのサメ映画(MEG ザ・モンスター(2018))に出てた人だったんですね。
レオンの俳優さんはまぁまぁ。でもその他大勢の一人感が否めませんでした。
それにしても、クレア(アリ・ラーター)とクリス(ウェントワース・ミラー)はどうなったんでしょうね。