【映画感想】バイオハザード(2002)
2002年。
ミラ・ジョヴォヴィッチ主演。
カプコンのサバイバルホラーゲーム『バイオハザード』のハリウッド映画化作品1作目。
記憶喪失で謎の超戦闘力を持つアリス(ミラジョボ)が主人公。
まず衣装がいいですね。真紅のドレス。
他が黒服の戦闘員かゾンビたちなんで一層際立ちます。
疑惑の企業アンブレラ社の地下施設が舞台。
ウイルスの入った薬瓶が割れ施設内がバイオハザード、ゾンビだらけに。
その地下施設はマザーコンピューターのような人工知能的なものが支配していて、社はその故障だと判断し現地に特殊部隊送ります。
特殊部隊はミシェル・ロドリゲス等実力者揃いですが、ゾンビの前にひとりひとりやられてしまいます。
マザーコンピューターが人間に究極の選択を迫ったりもします。
人間ドラマやサスペンス的な要素ありつつパニックアクションを展開し、最後にラスボスゾンビ登場。
さてどうなるか・・・という感じです。
印象に残ったシーンはキューブ(映画)を彷彿とさせるトラップ。
人体を切り刻むレーザーが迫ってくるシーンですね。最後の網目状のレーザーで人がブロック状に切断されていくところはまぁグロいですねぇ。
記憶を失ったアリスが段々記憶を取り戻して正体や偽装結婚の真相が分かってきます。
そうおいうサスペンス要素を挟んでいることで単調になりがちなゾンビパニックにテンポをもたせていて視聴者を飽きさせない、そんな工夫が見て取れます。
この手の映画としては中々良かったのではないかと思います。興行収入も良好だったようでその後バンバン続編が作られてますね。
今作1の最後も続編ありきな感じの終わり方だったのでヒットは見越していたのかな?とも思いました。