映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】デモリションマン(1993)

1993年。

スタローン主演。

 

ストーリーはヴァンダムのユニバーサル・ソルジャーっぽいですね。冷凍保存で40年くらい停止してて時を経て刑事と悪人が復活みたいなのが序盤です。たしかユニバーサル・ソルジャーは現代で復活しましたがこちらは近未来世界で復活します。

いろいろありつつ最後にこの二人のラストバトルってな感じです。

 

暴力、暴言、性交渉、体に悪いものを食べること全部禁止みたいな近未来社会が舞台ですが描き方が興味深くコミカルでオリジナリティーもあり世界観が意外にも面白いです。

その平和ボケな世界の警察は腑抜けで全然戦力にならずに悪役のウェズリー・スナイプスがやりたい放題。しかも寝てる間にパワーアップとかしちゃってます。

主役のスタローンは腕っぷしの強い刑事です。

 

93年の映画ですけどシュワちゃん大統領(現実は州知事ですが)、自動車の自動運転やVRエロみたいな妙に時代を的確に先取りしている感があります。

 

ノリは適当でこんなことあるわけないじゃんと思いつつもこれはこれでひとつの味で悪い印象は受けません。

 

キャストもスタローン、サンドラ・ブロックウェズリー・スナイプスと豪華。

映像は最初の爆破が印象的。めっちゃ燃えてました。

 

ストーリー展開やアクションというよりも荒唐無稽でユニークな世界観に散りばめられた小ネタが面白い映画でした。