映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】カリートの道(1993)

1993年。

アルパチーノ主演のマフィア映画です。

 

ペニーワイズみたいな髪型のメガネ敏腕弁護士(演:ショーン・ペン←気づきませんでした)の尽力によりムショをわずか5年で出てきた元麻薬王が主人公でアル・パチーノが演じています。

彼は今度こそカタギになろうとするも周りはそうではなくある種の板挟みに若干苦しみつつも一線は越えずにやり過ごしているという日々が描写されます。

やがて元カノの出現によりウキウキしますが、ストリップ劇場で働いていたりしてなんとも言えない気分になり、なかなか距離が縮みません。

とはいえその距離も時間の問題で縮みドア越しに焦らしプレイをする彼女の家のドアを蹴破って一夜を共にします。

 

いい感じの日々が遅れそうかもと思った矢先5回くらい助けてもらった命の恩人である懇意の弁護士の頭がコカインかなんかでいかれてしまいマフィア関係者を船の上で殺しちゃってさぁ大変。

弁護士を売れと警察から圧をかけられますが、その矢先に弁護士が刺され入院、その後殺されたマフィアの次男とかに襲われるアルパチーノ、さて逃げ切れるか・・・という流れです。

 

 

全体的に雰囲気のいいマフィア映画で見ているだけである種心地の良さすら感じます。直接的な暴力(ドンパチ)は最後までなく比較的淡々と進んでいくような印象ですがその忙しくないゆったりさがよく、楽しい時間を過ごせました。アルパチーノはやっぱりいいですね。