2018年。
アメリカ中国合作。
まぁ物語は巨大すぎるサメをどうにかやっつけようみたいなそんなノリです。
感想は微妙。
緊迫感やサメの恐怖が全然なし。
まず主人公ステイサムがアホみたいに超人だというのがあります。
なのできっと死なないだろうしなんとかなるだろうという安心感があります。
あとはご都合主義的に感じる展開。サメがテクノロジーでなんとかなっちゃったり(ならないところもありますが)でギリギリで人が死にません。
とはいえ味方のモブは2,3人死んでます。でも何も感じないくらいパーソナリティ描写が薄い。
また基本血をはじめとするグロテスクな描写がないので安心して見れます。エキストラ的な人は普通に食べられてますが死んだ気がしません。
夏休みのファミリー向けなので恐怖やグロに関してはオブラートに包む必要があったのかもしれません。
ステイサムとヒロインポジションの中国人女優のキスシーンはなかったと思います。
この女優さんもちょっと作り物っぽい顔立ちですがなかなか綺麗でした(女優ライト有りで)。
それにしても最後の巨大サメの倒し方・・・あれには唖然としました。ステイサムが常人離れしたヒーローに描かれているのは知っていましたが、潜水マシンの尖ってるところでサメの腸を切り裂いてサメジャンプして目に刃物ぶっ刺すとかアクアマンかと思いました。
かっこいいステイサムが見たい人には最高なんでしょうけど、ジョーズのような感じを期待していた私としては全然怖くもなんともなくて肩透かしも良い所でした。
ただテンポよく進んでいくのでするりと最後まで観ることができました。
ファミリー向けで安心して見れるサメ映画、それがMEG ザ・モンスターです。