2016年。
ジェイソンステイサム主演。
メカニック(2011)の続編。
前作のノリを踏襲。というかステイサム映画を踏襲。よく言えば安心して見れる、悪く言えば予定調和ないつものアクションという感じ。
アーサービショップ(ステイサム)はたまたま助けた女性(ジェシカ・アルバ)といつものように恋仲に。
その女性が悪の武器商人組織に拉致られて人質に。悪の組織は商売敵のボスをアーサーに殺させます。刑務所に入ったり、ペントハウスのプールに仕掛けをしたりして一人、二人と暗殺していきます。
三人目殺害のことを言わされる女性。自分の居場所をそれとなく伝えアーサーは現場に急行するも奪回は失敗。3人目を殺すことに。
それがトミー・リー・ジョーンズです。
トミーの屋敷に忍び込みますが、話を聞いているとどうも鬼畜というよりもゴッドファーザーのヴィトーお父さんタイプっぽい感じで、悪党にしてはまともな奴だということがわかり、トミーと協力してステイサムはトミーを死んだように見せかけて彼女を拉致ったクソ野郎を殺すことに。
爆死に見せかけてトミーを逃がすも犯人はトミーの死体(証拠)を要求。そして敵陣に忍び込みボスをやっつけ彼女を今度こそ奪回するためにステイサムがんばる・・・という流れです。
まぁラストはうまくいきステイサムもちゃんと無事なんですけど、船大爆発で逃げ場なしという状況からステイサムがどうやって逃げたのか?という謎の答えが最後にわかるようになっているのは前作を彷彿とさせます。
悪役は駆逐され、いい悪党のトミーは生き延び、最後の爆発からステイサムが逃げ延びたことが映ってる監視カメラの映像を消去、ステイサムとジェシカ・アルバは結ばれる、というハッピーエンドなんですけど、やっぱり残るものがない・・・アクションはてんこ盛りなんですけどなんか物足りない感を正直感じてしまいました。アクション映画なんでこれで十分なはずなんですけどね。
というか個人的にはステイサム映画を見る度にステイサムはもうお腹いっぱいという感じになります。彼は豚骨ラーメンですね。出過ぎなためか胃もたれします。セガールに通ずるものがあります。