2017年。
よくあるスパイ系です。
最初は面白かったです。尋問してどんどん口を割らせていくのかと思って。
でも尋問官という設定が途中であんまなくてもいいかな？という普通のスパイ・アクションになってしまいました。
ちゃんと見ていなかったのかいつの間にかオーランド・ブルームはいなくなっていて全然話が頭に入ってきませんでした。ただ、序盤から仲間だと思っていた連中に裏切られてという感じだったのでそういう感じのストーリーが進んでいるのかと思いました。
敵の目的はバイオテロ。あと黒幕の存在。そこにたどり着くために主人公は頑張っているんだという漠然としたことは勿論分かっていました。
でもいかんせん微妙。先が気になりません。
というのもマイケルダグラスが黒幕というのは薄々気づいてました。
ビッグネームなのに序盤だけの登場というのも変ですし、やられ際も嘘っぽいものでしたので。
でもちょろっとしか出てこないので動機を想像させるパーソナリティー描写が圧倒的に不足。そのため終わり際に動機を言われてもうっす！となってしまいます。なんか「僕の考えた素晴らしい理想世界」を言ってましたけど。
薄いのは他の登場人物もそうですね。血が通っていないというか。ストーリーの都合で動かされていると言うか。それでもいいんですけどもっとうまく演出してほしいところです。
そのせいか主人公のキャラもあまり魅力的に思えませんでした。
最後主人公が相手がテロリストとは言え人殺しで終わるというのも印象悪いです。何も知らない人からしたら通り魔ですし。
何がアンロックなんだろう？最初だけ？
そう思っちゃった映画がアンロック／陰謀のコードです。
