【映画感想】映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020)
2020年。
結構良かったですね。
見つけた恐竜を卵から生まれてちっちゃい時から大きくなるまで育てる過程で親心が芽生えるのび太。
子供の頃にワンちゃん猫ちゃんを飼って人ならのび太の気持ちはわかるんじゃないでしょうか。
のび太は双子の恐竜のうちの劣等生キューのほうに自分を重ねます。
ドラえもんを見るのは本当に久しぶりですがなんだかんだでドラえもんの道具はワクワクしますね。序盤のジオラマの中を充実させていくシーンとか特にワクワクします。
そのジオラマも途中で失って最後の最後でピンチを救うことになる等伏線の役割も果たしています。
見どころはのび太とキューの友情とお互いの成長ですね。キューが飛べないという理由で仲間から村八分にされて仲間入りをするためにいっしょに飛ぼうとのび太と一緒にがんばりますがのび太がなんで出来ないんだ!とどなってしまい喧嘩になってしまったりしますがそれはいわばバネで最後の感動への溜めになっています。
最後は定番のお別れになりますが湿っぽくなくいいお別れだったと思います。
正直侮っていましたがなかなか良くできていたと思います。
鬼滅の刃の映画と違ってグロくもないのでお子様にも気兼ねなしにオススメできます。