【映画感想】デルタ・フォース(1985)
1985年。
アメリカ航空機がアラブ人テロリストによりハイジャックされデルタフォースが出動。
伝説の兵士スコットマッコイ少佐が召集され人質救出作戦が始まる・・・という流れです。
いかにもな80年代B級アクションという感じで若干荒削りでアナログな作風。リアルな人質救出劇というんじゃなく主演のチャック・ノリスが大暴れ、細かいところはどうでもいいという感じです。
彼の俺様アクションはたしかにかっこいいんですけど、それより印象に残ったのはBGMです。
メインテーマ?の音楽が劇中で事あるごとに流れ、またこれか、となりました。やけに耳障りの良い軽快で爽快感あるポップでキャッチーなBGMなのでやたら耳に残ります。スーパーで流れてても違和感がありません。
ただ、ここでこのBGM使う?ってところでも乱用してるのでとりあえずこのBGM流しときゃいいみたいな雑さも感じてしまいました。
ラストは味方がやられ機内で息を引き取って悲壮感漂うBGMに。そして帰還。外にはUSA!USA!なノリの野次馬が多数。しかし機内から遺体を運び出しているので安易にあのBGMは流せないという事情を察し、まさかこのまま終わり?かと思いきや最後の最後でやっぱり例のBGMが流れてきて終わり。
結果残ったのはストーリーよりもBGM。
そんな映画でした。