映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】リーサル・ウェポン2/炎の約束(1989)

1989年。

メル・ギブソン主演。

 

前作のコンビが復活!という感じです。

娘がコンドームのCMに出た時の親父の反応とか、便座爆弾とかどこかコメディーチックな爆発の仕方とか相変わらず随所のコメディー要素が散りばめられています。

 

今回は明らかな三枚目キャラとヒロインが加わっています。

三枚目キャラはゲッツ!が口癖でした。このキャラがダンディ坂野の元ネタなのかな?と思いました。

ヒロインとは割と生々しい交尾シーンがあるためお子様との鑑賞は要注意です。乳首も出てますし。

 

そのヒロインの扱いが何か雑で死ぬまでのスピードが早いなと思いました。ランボー2のヒロインの扱いでも同じことを思いました。

 

今回は外交特権持ちの犯罪グループが敵。中盤まではボスをストーカーしたり水槽を撃って水浸しにしたりちょっとプロレスっぽかったのですがクライマックスでは同時爆破テロやヘリから海辺のマイハウスが蜂の巣になったり穏やかじゃなくなっていきます。

 

やってはやりかえしたりという展開となり、敵のアジトの山の上のおしゃれな建物が車一つで破壊され瓦礫になったとこは笑いました。このシリーズはまだ2作しか見てませんがちょっと想像の斜め上をいくパターンがあって面白いですね。

 

やっぱり最後は肉弾戦。前作ではラストの親子かめはめ波みたいな同時撃ちがかっこよかったですけど、今回は別々に別の敵を倒していました。「外交特権はたった今無効にしたぜ!」という黒人のおっさんの決め台詞がかっこよかったです。

 

総合的には前作にいろいろな要素をプラスしてボリュームアップしたというよくある2作目の作りでしたが、まぁまぁ楽しめました。ただ1作目のほうがよかったかなという気はします。シンプルですし。