【映画感想】ウォール街(1987)
1987年。
ウォール街をテーマにした映画。株取引系。
ウォール街でのし上がろうとする若い男が主人公。チャーリー・シーンが演じています。
荒波に翻弄されながらも欲に目がくらみよからぬ取引に手を出して「転」の部分ですべてを失いかけます。師匠っぽい人に裏切られ、父も病に倒れ絶望の縁・・・このまま終わってしまうのか?という流れです。
感想はいまいち乗り切れませんでしたね。
中盤の中だるみが長く正直退屈に。
ただ、ラスト15分のクライマックスあたりから面白くなってきます。ただ日本人だと最後の弟子が師匠に”やり返した”ところが若干わかりづらく、主人公も結局禊のためにムショ入りするというためか(まぁ悪いことしてるので当然っちゃ当然なんですが)見終わった後に爽快感はありませんでした。
自分の力でなにかを作れ、最後にとある人物が言った言葉が株取引という非生産的な仕事に従事する人を皮肉っていて思うところがありました。
中盤なんとなく展開が読める区間の尺が長かった故の退屈感が残念な作品。最後は盛り返しましたがそこまでが長すぎです。