映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】エンド・オブ・デイズ(1999)

1999年。

アーノルド・シュワルツェネッガー主演。

 

古の悪魔が現世に蘇り、人に乗り移ります。そして目的の一人の若い女性を探し、交わろうとします。そうすると人類が滅亡します。

これをなんとかしようと妻子を失い心に傷を抱えたシュワちゃん元刑事が頑張る。という感じです。

キアヌのコンスタンティンみたいな感じでしょうか、雰囲気は。

 

感想は改善の余地が少なくないと感じました。見応えというか何か物足りないな・・・というのが見終わったあとにありました。

 

シュワちゃんは悲しい過去の持ち主ですが、それが劇中であまり感じられなかったのも物足りなさの一つです。最後に申し訳程度に妻子の霊が出てきますが、正直妻子失った設定を忘れていました。

 

悪魔が人間に乗り移り、レストランで男性と食事中のセクシーなドレスを着た年増女性の胸に手を突っ込んでもみしだきながらキスをして、店を出たら爆破という掴みは結構衝撃的ですし、前半の流れはまぁまぁなんですけど、後半になってから何だか緊張感がなくなってきます。

 

主人公とラスボスとの力差は圧倒的でまるで歯が立たないのを現代武器(銃とか)で補い戦うんですが、ラスボスの舐めプ?でいつでも殺せるのにそれをせず逃げられたり、返り討ちにあってしまう・・・というのが正直冷めます。

 

電車アタックで爆破炎上のシーンはスピードみたいで割と良かったです。最後のシーンについてももっとなんとかならんかったのか・・・と。なんか地味だし後味もう~んという感じ。爽快感より悲壮感漂うエンドではぁ~と思わずため息が。

 

5段階で3くらいの微妙な評価ですね。