1995年。
サンドラ・ブロック主演。
プログラマーの女性が極悪ハッカー集団に付け狙われるという内容です。
この映画で怖いと思ったところは身分の証明ができなくなり主人公が八方塞がりになるところです。
主人公は自分の個人情報を証明する術を奪われ、他人のなりすましに遭います。
自分がこういう事になったらどうすればいいんだろうとゾッとしました。
ストーリーに関してはもう一捻り欲しいなと思うくらいあっさりと終わってしまいました。
あと登場人物も少ない印象です。最初に接触してきた男がそのままラスボスになります。そのラスボスの手下みたいなポジションも主人公になりすましていた女性なので、サイバーテロ”グループ”という感じはあまりしませんでした。
決着の仕方も消化器のような鈍器で二連打で下に落としてやっつけるという感じであっさり。
主人公がプログラマーということでサイバー対決みたいな感じを期待していましたが、蓋を開けてみればよくある女主人公が魔の手に追われ続けるというもので、設定の活かしきれなさもまた感じました。