映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】エクスペンダブルズ2(2012)

2012年。

エクスペンダブルズの続編。

今回はヴァンダム、チャック・ノリスも出てきます。

 

 

感想は「要望を叶えてくれた」です。

前作の不満点の一つとしてシュワちゃん、Bウィリス不足というのがありましたが、今回はクライマックスでスタローン、シュワ、ウィリスが共闘して大暴れするという「これが見たかったんだわ」というシーンがありもうこれだけで大満足です。

 

この三人が別撮りでもなく同じ画面でくっちゃべっているというのはもうそれだけですごいですね。

 

ストーリーも前作よりも流れがよくなっていて見やすいです。

ラスボスも前作はビジネスマン風の格闘はてんでダメなやつ(その部下がバトルパートでのラスボス)だったのもいまいちな点でしたが今回はヴァンダムという有名アクションスターが担当しているのも良かったです。

 

全体的に前作よりパワーアップしていて、要望も叶ったのでとても満足でした。

【映画感想】エクスペンダブルズ(2010)

2010年。

スタローン他

 

豪華出演陣で有名なアクション映画です。

 

まず序盤のインパクトがすごいです。普段単独主演しているようなスターたちが一同に介しているので普通にびっくり。冒頭、ラストの打ち上げみたいな感じの雰囲気もいいですね。

 

出番ではスタローン、ステイサムがメインのバディという感じでその次にチームの面々、ジェット・リー、他のレギュラーメンバーという感じでした。ラングレンはちょっと美味しい役どころでした。

シュワちゃん、Bウィリスが最初の方にちょろっと出てきただけというのがちょっと残念でした。

 

ストーリーはまぁ普通です。スタローン先生がいかにも書きそうなという感じ。ただラスト、ヒロイン実はそんなにタイプじゃなかったというのはちと笑いました。

出演陣ありきのイメージだったのでストーリーはそんなに期待せずに見ていましたが、そんなに悪くはないです。

 

アクションシーンは流石にレベルが高かったです。そうはならないだろといい意味でやりすぎな超アクション、破壊だったり定番の規模がでかすぎる爆発などもあって普通に楽しめる内容となっています。

ただクライマックスの総力戦は舞台設定で仕方ないことなんですが暗くてやや見づらかったです。

 

欲を言えばシュワちゃんとかウィリスもっと出してと思いました。

俳優陣が豪華なのでこれまでアクション映画をいっぱい見てきた人ほど楽しめるんじゃないかと思います。

 

【映画感想】落下の王国(2006)

2006年。

 

怪我をして入院中の男と少女のやり取りを描くファンタジックな映画です。

男が少女にお伽噺をします。

時折話が中断され現実パートに戻ります。

話が進んでいくにつれて現実とお伽噺の境目が曖昧になるような演出になっていき、最後にお伽噺の元ネタと男の正体がわかるという流れになっています。

 

テーマは「落下」ですかね。

劇中至るところで落下するシーンが挿入されます。

 

この映画ではお伽噺の内容が結構楽しく、少女の言う通り確かに先が気になります。

お伽噺の世界観もいい感じ。セットもまた凝っていて映像美もすごいです。

 

一度見ただけではすべてを掬いきれていない感がすごくラストも分かる人はより分かるというような感じなのでなんというかかゆいところに手が届かない感がありますが、それでもこの作品の独自性や芸術的価値の片鱗は十分に感じられました。

 

一見の価値はあるかと思います。

【映画感想】ザ・ドライバー(1978)

1978年。

ウォルター・ヒル監督。

ライアン・オニールイザベル・アジャーニ

 

トランスポーターのステイサムのような仕事をしている人が金に振り回される話です。

 

まず役名が適当です。主人公はドライバー、ヒロインはプレイヤーとか。メガネなんてのもいます。

 

この映画はストーリーはまぁまぁですが、何よりの見どころは迫力あるカーチェイスシーンですね。

ワイルドスピード、トランスポーターを始めとするカーアクションは割と見てきたつもりですが、この映画のカーアクションはやばいっすね。

 

まず、CGなしで実際に車を走らせているというので迫力がダンチです。にも関わらずいつ事故ってもおかしくないくらいのことを平然と画面の中でやっています。下手したら死人が出るレベル。そういう舞台裏まで含めると昔の映画にはかなわないなと思います。

 

そのカーチェイスのシーンですがカメラワークも絶妙でほんと見ていて飽きません。飽きないというかもっと見ていたいとすら思いました。カーチェイス中に無駄にしゃべらないのもいいですね。今の映画だときゃっきゃわっわとうるさいですし。しかもBGMすらありません。ただそこに有るのは走行音、エンジン音、激突オンのみ・・・みたいな感じです。

 

クライマックスでのカーチェイスの後に倉庫内で車に乗りながら両車がそろりそろりとステルス的な動きをするシーンは斬新でした。普通車から降りて自分の足でそういうことするのが通例ですし。

 

ラストは今までのは一体何だったんだ的なものがあり、もうちょっと余韻がほしいなとも思いましたが、カーアクションの質は極上のもので結構楽しめました。

 

【映画感想】トリスタンとイゾルデ(2006)

2006年。

 

中世ものです。

 

ロミオとジュリエットみたいな物語です。

中世バトルものかと思いきやどちらかというと色恋沙汰がメイン。マッツ・ミケルセンのロイヤルアフェアっぽいと思いました。隠れて不貞をする男とおえらいさんの妻みたいな構図。

 

冷えたイケメンの体を全裸になった女が温めるという中世ならではのイベントもあります。

 

自分大好き肉食系女子が場を引っ掻き回しているという感じの映画という印象です。当方昼ドラ系はそんなに嫌いじゃないので○ッチ!とかそういう嫌悪は特になくいるいるみたいな感じで見ていました。女ってそういうもんだし・・・という開き直りも自分の中に正直あります。ハリウッド映画でも大和撫子みたいな女性はほぼいずだいたいそんな感じですし。

 

彼女の立場に立ってみると毛むくじゃらの大男(と知らされていた将来の旦那)よりは細身のイケメンになびいてしまうのもまぁ理解が出来ます。そして性欲には抗えず・・・となります。女性の方が積極的に誘っていました。

この後トナメが開かれ主人公がそこで勝てば問題なく愛しの彼女をゲット・・・となるもののとり違いにより失敗。愛しの彼女は他の人に嫁ぐ方向性に。

 

しかし嫁いだ先でも日常的に二人は不貞。王様はロイヤルアフェアのように主人公のことは信頼していて影で裏切っているとは微塵も思っていません。

ロイヤルアフェアの王様とは正反対のいい王様でいいヤツなだけに何かかわいそうでした。

 

終盤、今生の別れみたいな感じで主人公は彼女(+侍女)を小舟に乗せて送り出し劇的な別れをしま。主人公はお役目を果たすことになり、無事役目を果たし自分の犠牲とともに王様を守り、王様も感動するわけですが、その後なぜか彼女がUターンして戻ってきて亡骸に向かって悲しむみたいな終わり方をします。

 

映画ではこのように主人公の末路は悲劇的なものでしたが、原作では生き延びて別の国で結婚して幸せになるみたいです。

 

ちなみに幼少期のトリスタン役でメイズ・ランナーでニュート役をやっていたトーマス・サングスターが出ていました。まだ小さく可愛かったです。

【映画感想】ネゴシエーター(1997)

1997年。

エディ・マーフィ主演。

アクション映画。

 

立て籠もり犯人を説得する系かと思いきやそれは最初だけな印象です。

サミュエル・L・ジャクソンの交渉人のような展開を期待すると肩透かしかもしれません。

 

中盤の路面電車を止めるシーン、最後の爆発はお金かかってそうですが映画としては凡庸な出来と言わざるを得ません。

 

というのも交渉人設定がイマイチ活かせてなく普通の脳筋アクションになっています。

一度捕まえた犯人があっさり脱獄。セキュリティーガバガバなムショです。

それとちょっと前に犯人の手下にヒロインが襲われたにも関わらず呑気に旅行に行こうとする主人公とヒロインというのも危機感に欠けるという印象です。旅行直前に犯人脱獄を知っても旅行を強行します。

 

相棒の白人刑事の出番も存在感も薄く、バディーものという気もしません。

 

とはいえ、B級映画でも問題ない方は頭空っぽにして楽しめる系なので全然OKです。

 

エディーマーフィーである必要があるのか?と考えたり逆にエディーマーフィーであったから見れたものだったのか?とも考えてしまいます。ラストシーンはマーフィーっぽさが出てましたけどそれ以外は基本真面目でした。

 

普通にどこにでもアクション映画です。

 

 

【映画感想】ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019)

2019年。

ドウェイン・ジョンソン主演。

 

ウェルカム・トゥ・ジャングルの続編。

リアル世界ではじいさん追加。ゲーム世界では前作の面々が冒険を繰り広げる、というような感じです。

 

ストーリーは目新しいことも特になく実に普通。個人的には前作よりも散らかっている感、グダグダ感があると感じました。

今回は登場人物が途中で入れ替わったりしますが、個人的にはシンプルでわかりやすいほうが良いためう~んという感じです。

また、ファミリー向け映画特有の退屈さもまた感じられます。お子様向け。

 

キャラクターではロック様老けたなぁと思いました。少し前にランダウンを見たからかもしれません。

あとダニー・デヴィート老けたなぁとも思いました。

吹き替えでは加山雄三が一人浮いていました。

 

前作のほうが面白かったですね。