2016年公開の劇場版コナン。
黒の組織が出てきます。
金曜ロードショーでやってました。名探偵コナンのアニメなんて見るの何年ぶりでしょうか。子供の頃はよく見ていたんです。いつから見なくなったか覚えていません。
で、久々に頭っから見てみましたけど、ギリギリついてけました。というのもコナンそれ自体は原作で80巻くらいまで一度だけ見たことがありました。なので、赤井秀一はもちろんのこと安室(バーボン)くらいまではギリ知っていました。
というかこの映画でバーボンが警察関係者であることや、黒の組織にスパイとして潜入している捜査員が複数いることを初めて知りました。
で、映画ですが、まず冒頭から意外と本格的。CGを使ったカーチェイスはアクション映画さながらで、警視庁の○○がどーのこーのというところはドラマの相棒みたいでした。コナンってこんな込み入った漫画でしたっけ?
赤井と安室がなんか意味不明に戦闘するシーンがあり、まぁそれはそれでいいんですけど、赤井が最後の最後まで役たたず(グーグル日本語入力で変換できない。Google 日本語入力たまにマジでイラッとする、関係ないっすけど)というのがちょっとと。安室についてはあまり人となりを知らないためついていけず。
この映画に出てくるキュラソーというキャラクターはよかった。天海祐希さんが演じていますが割とよかったです。どう見ても天海祐希でしたが。
他の組織の連中がどうだったか忘れましたが、身体能力はチート、映画のキャラだから原作に出すわけにもいかないので多分死ぬと思っていましたが最期は思ったよりえげつなくてびっくり。
そういえば少年ジャンプの購読者層のメインがおっさんだったと聞きます。もしかしたらジャンプに限らず少年漫画雑誌の購読層が全体的に上がっているのかも知れません。
なぜそう思うかというと少年が少年漫画のメイン購読者層だったら、もっと単純な話になると思うからです。
正直、公安がどうのこうのとか最初から子供がついていけそうにない内容でターゲットは完全に大人な気もします。
おぼろげな記憶ですが、自分が子供のころもそういう難しいコンテンツを見て、わからないところは都合よく飛ばして、アクションシーンとかで興奮していたかもしれません。
だからこういうもんなんですかね。
ラストの観覧車ゴロゴロなど終盤のハチャメチャ展開良い。
コナンがいつ活躍するのかやきもきしていましたが、サッカーボールくらいしか見せ場がありませんでした。
主人公より人気やキャラが出てきてしまうことの弊害でしょうか、見せ場のシーンが各キャラに分配されてしまい主人公きたーーーみたいなことにならないのは赤井も安室もよく知らずコナンだけはそれなりに知っているおっさんの目からしたら少し残念でした。
とは言え久々のコナン、昔と違っていましたがそれなりに楽しめました。