2001年。
コナン映画第5作。
ハイテクビルに招待されたみんな。そこで連続殺人が・・・という流れです。
今作ではまず黒の組織のジン&ウォッカが劇中で登場。出すぎず出なすぎずという絶妙な塩梅でストーリーに絡んできます。
灰原と裏切り者のエンジニアを狙う彼ら。その目的のためにビルを爆破。そのビル爆破があるからこそ終盤が盛り上がっているのでストーリーに貢献しています。灰原の身元にかなり近づくシーン、ジンがスナイプするシーン、ウォッカがぱしりにされるシーン等いい感じに出てきます。
またジンが連続殺人のうちの1人を殺したため犯人のアリバイ作りにも結果的に介入していてうまい話作りだと思いました。
犯人はわかりませんでした。ただ動機は古畑任三郎のキムタク回のそれでまたそれ系?と思いはしました。
後半はそりゃねーよ的な展開が続きますが漫画なのでOKです。タワーリング・インフェルノをベースとして、蘭がビルのガラスを外からターザンでぶち破るシーンはダイハードを思い出し、最後の車でビルからビルに突っ込むところは後発ですがワイスピのスカイミッションを思い出しました。名作を詰め込んでるので面白くないわけがありません。んなバカなとは思いますが。
というわけで結構楽しめました。