【映画感想】天使にラブ・ソングを2 (1993)
1993年公開。ウーピー・ゴールドバーグ主演。
今回の舞台は学校。ストーリーはルーキーズとかGTOみたいな感じです。廃校の危機を救う系。
才能はあるけどくすぶっている高校生たちを更生(そんなに悪い連中でもないからやる気スイッチを押して)させてコンクールに出場して廃校の危機を回避するという話です。
前作目立っていたシスターたちはレギュラーとして出演しています。
新キャラではモーリス神父がいいですね。流されやすいという性格がこの映画では実に好印象に働いています。声優の永井一郎がいい味を出しています。
最後の合唱の前のソロでローリン・ヒルの歌のうまさにビビりました。
なんという歌うま。
他には生徒役で出演していたジェニファー・ラブ・ヒューイット若いなーとか思いました。
ベタですが互いにわかり合うことのなかったリタと母親の最後の抱擁は目頭が熱くなりました。
そして院長のリカバリー能力は今回も健在でやっぱかっこいいなぁと思いました。
最後の盛り上がりは前作以上だったと思います。
名作の続編です。めちゃめちゃハッピーエンドなのはいいんですが、全てがうまく行き過ぎのような感じもしました。ただ勢いに飲まれて(この映画の男性の教師陣のように)しまったほうが楽しめそうな映画です。