2015年の映画。
自然災害系です。
前半は観測パート、後半は災害パートとなりダンテズ・ピークに構成が似てるなと思いました。津波版ダンテズ・ピークとも言うべきか。家族に焦点が当てられ家族で一生懸命迫りくる災害から逃げるというところも似ています。
しかしながら全体的にもっさりしている印象です。前半はしょうがないとして後半も冗長に感じます。災害が起きる前にホテルの中を長男がヘッドホンしながらスケボーするシーンとかいるんか?と思いました。
メインディッシュとも言うべき災害パートも地味です。ダンテズ・ピークはいろいろ爆発したり火山灰降りしきる山を登ったり、強酸の川を渡ったり、車でトンネルに閉じ込めて圧殺されそうになったり災害アクションという感じでしが、この映画はそこまで非現実的なことにはならないのでリアリティはありますが、見ていて冗長さや退屈さを感じざるを得ませんでした。
でも父ちゃんは頼りになりますし優しいです。一緒に水に潜るところで、今にも溺れそうな息子のために自分の口の中に溜めておいたなけなしの空気を口移しでプレゼントしたりオヤジの息子愛に泣けます。
最後にパパが死の淵から戻ってきたのはよかったです。長男がパパもどってきて~!と言ったら三途の川から戻ってきました。