【映画感想】グラディエーター (2000)
2000年公開の古代ローマを舞台にした映画。
ラッセル・クロウ全盛期。
マルクスは将軍マキシマスに時期皇帝の座を譲ろうとしていましたが邪悪な息子さんがそれを阻止してマキシマスさんは処刑されることになってしまいます。しかし、持ち前の運命に抗う能力を発揮し命をつなぎとめます。そして拾われグラディエーターとなり、剣闘で名を上げていく過程が前半パートになります。
前半パートでまず思ったのが皇帝の姉役のコニー・ニールセンが長身美女だということです。ホアキン・フェニックスよりも身長が高くスタイルもよく綺麗で思わず惹かれました。
中盤メインはグラディエーターとしての様々な者(動物たちも交えての)試合シーンですが、この映画の冒頭の戦いのシーンも素晴らしいです。
その試合シーンでですがコロッセオの観客の数が凄まじく多くサッカーの試合くらいいます。それだけでもものすごい迫力です。音楽も壮大。熱気が伝わってきて良い雰囲気作りをしています。
試合後の中盤の皇帝の煽りに耐える主人公のメンタルがやばい。
息子と妻を殺された(酷い殺され方)にも関わらずぐっとこらえて陛下呼びする主人公の表情がなんとも言えない。そしてほんのりとした口での反撃。
後半は皇帝暗殺作戦の失敗からの皇帝と主人公のラストバトルです。
父を愛した兄弟同士と口では抜かしながらしれっと剣闘の前にダメージを与える卑怯な皇帝。
そして衝撃のラスト。
最後、主人公から運ばれて皇帝はほったらかしなのはなんだかなー。嫌われてたんかなと思いました。
主人公の元カノが皇帝の姉で接吻描写があったり、家族(妻子)との交流シーンがなかったため、最後の天国で家族と再会するシーンはあまり心にきませんでしたが、まとまってていい映画だったと思います