【映画感想】マラヴィータ(2013)
2013年の映画。
ロバート・デ・ニーロ主演。
一般人として生活しようとするマフィア一家の物語です。
正直自分には合わない映画でした。
マフィアに追われててFBIに保護されてます。
大人しく暮らせない一家はその地域で事あるごとに問題を起こしその度引っ越しです。
そこを魅力的に見てよと言われてもただの迷惑クソ一家じゃんと思ってしまいます。そこで私の負けは確定してしまいました。この映画を見るに当たり常識を持ち出したら負けです。
まとまりがないというか荒唐無稽というか。それに残虐描写もあり一般人も平然と巻き込まれてしまうのも不快な感があります。
家族のひとりひとりにスポットが当てられそれぞれに独立したエピソードや見せ場があるんですけどう~んという感じです。弟のノリは嫌いじゃないです。学校を裏から牛耳るマフィアの子供を題材にした映画が一本撮れそうだなと思いました。
お姉ちゃんが大学生を誘惑するシーンはいらんなぁと思いました。まぁ私は映画のキスシーンやエロシーン全般に対して「でたでた」と思いだいたいそこは飛ばしますけど。
全体的にオムニバス形式な感じがあり、自分はその形式はあまり好みじゃなくメインストーリーを腰を据えて観たい派の人間なためここでもつまずきました。
デニーロの「僕はこういう人間だトップ10!」みたいなのもドン引きです。
でもやっぱデ・ニーロはいいです。ロングの白髪に白ひげがとても似合う。
マフィア映画をやらせたら右に出るものはいないというような代名詞感を感じます。ゴッドファーザーすら見たことがない自分がいうのもあれですが。