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基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018)

2018年。

 

外見コンプレックスのおデブちゃんが主人公。

化粧品会社の下請けの仕事をしていて職場はチャイナタウンの地下でくすぶってます。

美人になりたい、本社で働きたいと願っています。

そんなある日ジムでめちゃめちゃエアロバイクをこいでいたら勢い余って転倒。

頭を打ちます。

すると魔法にかかったように自分が美女に見えてめちゃめちゃ自信家になります。

※本当に美女になったわけじゃなく、自分が美女に見えてるだけなので勘違いしてます。

その勢いで憧れの本社の受付の面接に行き女性若社長の目に止まって受付に。

 

その化粧品会社は高級ブランド。意識高い系に化粧品売ってます。

さらに一般層向けに購買層の裾野を広げようとセカンドラインという商品ラインアップを増やすもののどうプレゼンして良いものか上層部は分かっていないという状況。

 

そんな上層部に主人公が一般人目線のナイスなアドバイスをして信頼を勝ち取ります。

 

一方プライベートでも自信を発揮し勘違いのパワーでなぜか彼氏ができます。彼も最初は変なやつと思いつつも自信たっぷりな彼女に最終的にメロメロになります。

 

全てが順調という感じでしたがやがて友達を天然でディスったりぱっとしない人を軽んじるように。勘違いが悪い方向に進んでいく・・・

さらにイケメンの社長の弟にも口説かれて・・・(彼氏がいるので踏みとどまりました)

 

ここで転。

透明な風呂場のガラスに頭を強打して魔法が解けたように元の引っ込み思案でコンプレックスな正確に逆戻り。

 

仕事を同僚のヒゲデブ男に押し付けて逃亡。

 

そんな時ジムに通っていた完璧美女がセカンドラインのモデルと知った主人公。

セカンドラインのコンセプトじゃないやん、と思うと同時にじゃあ自分がセカンドラインのモデルになりゃいいじゃんということで、最後の発表会にUSA!USA!な演説をして険悪になっていた友達とも仲直りして、自分が美女と勘違いしていた時にできた彼氏にもちゃんとあうことができてめでたしめでたしというストーリーです。

 

 

コメディーですが、テーマは一貫していて一本筋は通ってます。人は見た目じゃないよ、自身を持って!というようなこと。

 

主人公は魔法がかかっていない時に撮った自分の写真とかかった時に撮った写真が違う自分に見えるという設定があり、最後に二人の自分(自信のない自分とある自分)が同じ自分だと気づいた主人公が人は見た目じゃないという流れでクライマックスの演説をします。

 

でも見た目がいいと勘違いしたから自信が持てたという前提があったからこそなのも事実。勘違い魔法がなかったらそこに至れなかった。

なので結局見た目ありきな気がして、最後の盛り上がるはずの演説で人は見た目じゃないというようなことをいわれても・・・というのは正直ありました。

 

そのため最後の盛り上がりに(それまでの勢いと比較して)やや欠けた印象ではあります。

ただややうがった見方を自分でしてると思いますし、製作者の意図とはずれた解釈をしている自覚もあります。

 

とは言え全体的に良く出来てるとは思いますし、ストーリーも面白く先が気になりましたので印象のいい映画でした。

 

 

魔法がかかった状態で最初誰にでも別け隔てなくいい影響を与えるような自信家だったのに、段々ずれてきて嫌な感じになっていくわけですが、その嫌な部分の描写が少なかったのはやや物足りなさを感じつつも延々と嫌な面を見せられても・・・という気もしますのであれくらいでよかったのかなぁと思いました。

 

 

ただ、よく考えてみると主人公の勘違い時の言動は確かに有能ですが性格の良いものとは言えないと捉える人が出そうな気もします。そう捉えた人はおそらく見た目も性格も悪い女の独壇場が不快に映る可能性があるので印象悪いかもしれませんが私は気になりませんでしたね。

また、自信過剰な主人公に周りがドンドン乗せられていく展開に違和感を感じる人もいるかもしれませんが、総スカンだと面白くないですしそこはコメディー映画のお約束だと割り切り私も素直に乗せられてました。

 

中だるみもなくテンポも良さげだったので何を考えるわけでもなく普通に楽しめました。