映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】Z Bull ゼット・ブル (2019)

2019年の映画。

 

エナジードリンクを題材にしたコメディー調のゾンビ映画です。

武器製造会社のオフィスが舞台です。なので社内に拳銃、弾薬、重火器類はもちろんのこと爆弾や地雷、パワードスーツもあります。

 

エナジードリンクといってもそんじょそこらのもんじゃありません。もともと兵士のアドレナリンを出しまくるというような用途で開発したものでテスト段階では一応OKでした。しかし締切が間に合わなくなり代替物質で強引に間に合わせた結果、バーサーカーになってしまうというようなドリンクになってしまいました。

 

そんなんがオフィスで働く人達に手違いで配られてしまいハイパーモーレツ社員がうじゃうじゃ湧いてさぁ大変という物語です。

 

基本的にゾンビですが、意識はあります。ただ理性というか抑制を司る部分がぶっ飛んで欲望に忠実になっているという感じです。

感染はしませんが、飲んだ人は毒状態になります。少量飲んだなら一定時間内に解毒剤を注射すればOKみたいな感じです。

 

ゾンビを統率する親玉ゾンビみたいな人がいてその命令に従う様はオフィス時代の部長と部下の関係の延長線上なのでしょうね。

 

生首で遊んだり、手首が取れたり、頭が吹っ飛んだりと描写はグログロです。

アクションとコメディーが一体化していてくだらないと思いつつも笑える箇所もありました。んなアホなwという具合に。

 

まともな人は主人公以外にも何人かいてその中のひとりが長く戦う時間を共有していていわば相棒なんですが、ドリンク飲んでなくて紛らわしいことしたまともな人をうっかり刺殺してしまい、これはなかったことにしようね、テヘみたいなシーンはゾンビランドを思い出しました。そういえばゾンビランドっぽいですねこの映画のノリ。

 

最後は完全にバイオハザードでハンドガンでバンバンゾンビを撃ち殺します。

そしてエイリアン2に出てきたようなパワードスーツを身にまとったラスボスの部長が満を持して登場します。

 

 

めっちゃくだらないですけど軽~い気持ちで見るぶんにはそれなりに楽しめると思います。