【映画感想】絶体×絶命(1998)
1998年。
アンディ・ガルシア主演。
主人公は刑事。息子は骨髄移植を必要とし入院しています。
そんな時適合するドナーが見つかります。
それは収監されているIQ150の殺人犯でした。
頭いいので限られた環境の中で周到な事前準備をして移植手術直前に抜け出すことに成功。
病院内を主人公の刑事含む警察みんなで犯人探しとなります。
犯人が死んじゃうと骨髄が壊死してしまい移植できなくなるため、生け捕りにしなきゃいけません。
でもそれはあくまで主人公の都合であり、他の警察の人は普通に撃ち殺そうとします。
なので主人公は警察が犯人を射殺しようとするところを邪魔したりして警察側からしたら邪魔な存在となります。
犯人は頭いいのでそんなに簡単に捕まらず逃げおおせます。
その間に何人も犠牲になったり建物が爆発したりと大惨事が起きます。
さて息子は助かるのか・・・という流れです。
感想は割と面白かったです。
犯人の食わせ者感が伝わってきてよかったです。頭いい設定も劇中の犯人の一連の言動を見る限り説得力ありました。
ただ最後はガス欠で主人公にしてやられてしまいましたけど。
ただ全編に渡りカオスな感じでしたね。
主人公にとっては息子の命と犯人の命が繋がっているため犯人を負いつつも警察に犯人が射殺されないようにもしないといけないので途中からこの映画を見た人は何やってんだこいつ?ってなると思います。
最後も犯人が橋の上から飛び降りた後自分もすぐ飛び込んで犯人を救い出して搬送されている救急車の中で手を握ってがんばれ!ってずっと励ましてましたし(シュールで笑えました)。
そして最後のなんじゃそらっていうオチ。
全体的にぶっ飛んでた映画だったので個人的には割と面白かったです。