2008年。
パワードスーツと一体化してしまった大学生が主人公です。あまり真剣に見ていませんでしたが最後はスーツマンとして生きていくみたいです。スーツウーマンとともに。
この映画はクソ映画と言われるジャンルのようです。
そのためか演出、脚本、構成、美術、編集、撮影技術、特殊効果、CG、キャラクター設定、終わり方どれをとっても酷く見ていてイライラします。
良い所は正直ないです。
博士「このチップによって君の脳は以前より遥かに処理速度がアップし機能も増えた!」
青年「おお!それは凄い!何ができるんだろう!」
博士「私にもわからん」
という渾身のネタもイマイチに感じました。
ストーリーはごちゃごちゃしていてイマイチ頭に入ってきません。
クライマックスはパワードスーツ同士のバトル。
高校の文化祭レベルのカメラワーク(これは今にはじまったことじゃないですが)。
良作アクションを見慣れているとついついその高いレベルが当たり前になってしまいそこがスタンダードになってしまいますが、この映画を経由するとそれら全てがめっちゃかっこよく凄いということがわかります。
他の要素に関してもこの作品を見ると微妙な映画たちさえも軒並み再評価されるくらいのパンチ力です。
映画には名作もいっぱいあります。
どの映画が一番好きか?という質問を私がされたとしても考え込んでしまいます。
なぜならどれか一つに絞ることができないくらいいい映画がいっぱいあるからです。
でもどの一番が一番酷かったか?という質問をされたら今後はこの作品を挙げることでしょう。
今までB級映画含め様々な映画を見てきましたがダントツでこの作品がドベです。
この作品が好きな方すいません。