【映画感想】ランボー ラスト・ブラッド(2019)
2019年。
シルベスター・スタローン主演。
ランボー完結編ですね。
主人公は勿論ランボーで老いています。故郷の牧場で旧友のおばちゃんとその孫娘ガブリエルと暮らしています。
ガブリエルがランボーたちの反対を押し切り自分を捨てた実父に会いに行くも酷いことを言われショック。
さらに悪い友達に売り飛ばされて売春等を生業にしている麻薬組織のもとにランボーが駆けつけますが、なんの準備もなく相手も数の暴力で威圧してくるため為す術なく拷問されます。
その後こっそり潜入していたジャーナリストの女性に看病で回復。
改めて娘を助け出すもののオーバードーズで死去。復讐を誓うランボー・・・という流れです。
感想はまずシンプルだということです。
大雑把にすると登場人物はランボー、ガブリエル、敵たちしかいません。
大雑把にしなくても登場人物はかなり少なめなほうだと思います。
ストーリーはとてもわかり易いです。単純明快。
自分の孫のように可愛がっていたガブリエルを殺され復讐に燃えるランボーの残酷さはシリーズ随一で、敵の兄弟の片割れの首をかっきって路上にポイ捨て、ベッドの上に首なし死体が座っているという図で敵グループがランボーの家に攻め込んできます。
それを見越してランボーは自分の家にホーム・アローンのようにめちゃめちゃいっぱい仕掛けや罠を作っておき、弓矢、ナイフのトレーニングをしている準備パートもあります。
もうこのくらいからワクワクしていましたね。
そしていざ実際に敵たちが攻めてきて面白いように罠にかかっていく(罠だけじゃなくランボーも動いて銃撃やナイフ投げをして大量の敵を少しずつ倒していきます)過程が爽快です。その前の開幕というべき炎の壁も印象的。
そして最後にその爆発いるか?という大規模の大爆発で敵を馬車小屋に誘導して、ランボーと言えば~の弓。狙いすました弓矢を敵の四肢にヒットさせ動きを止め、そこから驚きの復讐。
敵の胸にナイフをぐいっと入刀。そして縦にかっさばいて横に滑らせて何をするのかと思いきや、心臓まるごとえぐり出す。そしてポイ。ゴミを捨てるかのように。
事前の予告通りでしたが、めっちゃショッキングでインパクトある殺し方にびっくり。
もう興奮しっぱなしですね。すごいワクワク。楽しめました。
そしてエンドロール前には今までの1から今回の5までの映像が挿入され、本当に今度で最後なんだなぁという感傷が。
シンプルな感じはランボー1に似ているように思いましたが、最後の最後でやってくれました。
面白かったです。