【映画感想】ピクセル(2015)
2015年。
アダム・サンドラー主演。
1982年にアーケードゲームで遊んでいたくらいの世代に直撃する映画だろうと思います。
ストーリーはNASA経由で当時流行っていたゲーム映像を宇宙人へのメッセージとして送った所宇宙人が宣戦布告と取り現代社会に襲いかかってくるというものです。
とは言えやっていることは単純です。
リアルでギャラガやったりパックマンやったりドンキーコングをするのがメイン。ストーリー自体に捻りはありませんがビジュアル面で愉快な気持ちになり、オタクの逆襲みたいなアクションもそこそこかっこいい。アーケードというかファミコンのゲームに親しんだ1970年代くらいに生まれた人がメインターゲットなのかなと思います。あと彼らのお子さんたち。
終始コメディーなノリ。天才アーケードゲーマーだった主人公。おっさんになってもゲームの腕は衰えていません。都合よく友達が大統領や軍関係者だったりして宇宙人の侵略に対して無力な軍(通常兵器は通用しないという設定)に代わってゲームテクニックを駆使して大活躍したりと全体的に子供向けな感じです。
そのためかストーリー単純すぎという感じなので大人の方はやや退屈を覚えるかもしれません。アクションシーンのビジュアルは中々いいんですけどね。パックマンがリアル道路を駆けずり回ったりワクワクは一応します。
一番ビックリしたのがセリーナ・ウィリアムズご本人がゲスト出演してたことです。おめかしすると中々グラマラスでいい女なので驚きました。筋肉もすごいですけど。
自分としては微妙に世代が外れていたのでうまくノレませんでしたが、直撃世代だとまた評価は変わってくるのではないかと思います。