【映画感想】ブラック・ダイヤモンド(2003)
2003年。
ジェット・リー主演。
ブラックダイヤモンドを巡る攻防が繰り広げられる映画です。
諜報員と娘を拉致られた黒人がタッグを組んで大立ち回りを演じます。
やがてブラックダイヤモンドがとんでもない代物だということが判明する・・・という流れです。
まずハチャメチャ感がすごい映画です。
8歳の娘が桜金造みたいな顔したごつい男の股間をキックして車を運転し脱走しようとしたり、仲間の黒人女性が標的にトゥルーライズの奥さんみたいな体を張ったストリップしたり、ファイトクラブの柵がぶっこわれて観客がそれを持ちあげてその上でジェット・リーと格闘経験者軍団が対決したり黒人がでかいミニ四駆みたいな乗り物に乗って室内を爆走したり、ビルからビルへ飛び移ったりビジュアルが楽しいです。
クライマックスも戦車あり機関銃ありキャットファイトありヘリあり爆発ありカンフーバトルありと盛りだくさん。ラスボスの殺し方がザ・ロックっぽいです(ロック様じゃなく映画のほう)。
それにしてもこの頃はジェット・リーもまだ若くカンフーもバリバリやっていた頃なのでアクションもキレッキレで容姿含めてとてもかっこいいですね。
それと人種のバランスがいい映画だとも思いました。キャストの黒人、アジア人、白人の割合に偏りがなく万遍ないという印象を受けました。
よくあるテンプレアクション映画という感じですけどハチャメチャでクライマックスはいろんな人がそれぞれの戦いをして忙しいので意外と飽きませんが死闘というわけじゃなく割とあっさり味方側の人たちが勝利してしまいますが重い映画じゃないのでこれでもいいかなとは思えます。
見終わって思いを馳せるとかいうんじゃないですけど暇つぶしにはもってこいというような映画です。