2015年。
ハンガー・ゲーム完結編。
バトルロワイヤルな感じがいつの間にか革命戦争映画になったこのシリーズ。ついに完結です。
形式としては革命は成功し大団円なんですが肉親の死もあり手放しでは喜べないラストです。
多くの犠牲を出しつつも肉親無事なら見たあとの爽快感的なものはあるんですが、いかんせんこれまで3作無事だった肉親があっけなく爆死という出来事があると流石に思っ苦しさは払拭できません。
ストーリー自体はこれまでが退屈だったせいもあってか真の黒幕的要素や自陣の裏切り者が判明等の動きがあり比較的面白くなっています。まぁ最終章なので当然ですが。
ただ展開は想像の範囲内に収まっていて虚を突かれた驚きというのはなかったです。
二人いる彼氏の片方も脚本の都合でいなくなった感がありました。
ジュリアン・ムーアの陰謀とか再構成したら面白くなりそうなポイントはあったのでもっと短くまとめて脚本と監督を変えたら少しはよくなるかもしれません。
正直短い人生で見ておくべき連作映画はもっとあるのでこちらはよほど時間が余っている人や原作が好きという人以外にはあまりおすすめできません。