【映画感想】ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン(2003)
2003年。
ザ・ロック他。
若い頃のロック様がアマゾンで大暴れする話です。
全体的にコメディー。でもアクションは見ごたえあり。そんな感じです。
それにしても若い頃のロック様もまたいいですねぇ。売れっ子街道を駆け上がる過程でどんどん渋みを増してきて年々ダンディーさが上がっていく彼ですが、近影と比べるとこの頃のロック様は明らかに若い。
青年と言った感じです。マンマ・ミーア一作目のアマンダ・サイフリッドのようにピチピチ感があります。
映画自体はしょーもないし悪ノリギャグでテンポを意図的に悪くしたりとふざけすぎな面も随所に見受けられますが、アクションシーンは本格的で見応えはあります。
ヒロインポジションはウィル・スミスの映画に出てるイメージがあるロザリオ・ドーソンでしたが男女の恋というよりは男同士の友情を全面に押し出した作りで、相棒ポジの白人金持ちバカ息子とのおふざけがメイン。
CGもギャグで幻覚毒があるフルーツのようなものを食わされて人の顔がぐよんぐよんなったりやっぱりおふざけがメイン(中盤とラストにこの演出があります)。
クライマックスはロック様が覚醒して無双。でもラスボス撃破はみんなで倒したみたいで正直イマイチ締まらず。個人的には最後までロック様無双で良かったんじゃないかと思いました。
最後もまたテンポを崩す金持ちバカ息子の悪ノリが始まり・・・と随所にイラッとするポイントが仕掛けられていますが、アクションシーンは割と好みでしたね。
若いころのロック様を見たい方はおすすめです。