映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】トレマーズ3(2001)

2001年。

マイケル・グロス主演。

 

トレマーズ2の脇役、バートが今回は主人公になっています。エキセントリックな武器のおっさんです。

 

前回のシュリーカーに続き、今回は更なる進化系のアスブラスターが登場。屁で空を飛んで一行に遅いかかります。

 

ノリは2から引き続きコメディーテイストですが、これが続くと流石にアホらしくなってきます。

もちろんメインキャラクターから犠牲者は出ません。

 

ヒロインが大久保さんみたいな顔をしているのもなんか微妙です。

 

ギャグに関しても2より微妙になっていて正直笑えませんでした。

2はまだ楽しかったんですけどね。

【映画感想】トレマーズ2(1995)

1995年。

フレッド・ウォード主演。

 

トレマーズは1,2,3,4は7年くらい前に見たことがあります。

相棒とか脇役の人が次作の主役になるタイプの怪物アクション映画で1が一番おもしろいという印象でした。

 

今回観たのは2です。

1はグラボイズの姿が最後までわからず陸上のジョーズみたいな緊張感、得体の知れない恐怖のようなものがあって結構面白かった覚えがありますが、この2はコメディーになっちゃっています。

 

昔見たときは新種のグラボイズ(シュリーカー)が出るだけでイマイチぱっとしない作品という印象でしたが、久しぶりに見てみると意外といけます。

 

というのも結構ギャグが面白いです。熱感知するシュリーカーに見つからないようにドアを盾にして移動する光景はシュールですし、ミサイルが貫通して逃げる予定の自分の車にまで穴開けちゃったり、高いところに登って下にいるシュリーカー達を尻目にくつろいじゃったり緊張感は皆無なんですが、これはこれでモンスターギャグ映画としてはノリは良くそこそこ楽しめてる自分がいました。

 

臨場感とか緊迫感を求める人には向きませんが、暇な時間に軽い気持ちで見る分には全然いけると思います。

【映画感想】 ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 (2018)

2018年。

ファンタビ2。

 

前作の続きですがちと微妙に感じました。

前作はコメディ、アクション、ダークのバランスが良く最後も割と盛り上がり出来は悪くありませんでした。

でも今回はダーク偏重で展開的に暗いなぁと思いました。

 

今作はのっけからラスボスポジのジョニデが脱走。こいつをどうにかするという大義名分は目的、問題解決目標設定としてはいいんですがそこからがなんとも微妙。

 

目玉となるモンスターを捕まえたり、魔法学校でダンブルドアと出会ったりするもののイマイチぱっとしない展開が続きます。

 

エズラ・ミラーの出自が判明したりしますが、前作をあまり覚えておらずこの作品に思い入れもなく、それほど面白くないなぁと思ったので船で赤ちゃんの頃に入れ替わった?みたいな衝撃の事実もイマイチ頭に入ってきません。

 

最後は一応の盛り上がりを見せますが、ラスボス生きてます。確かに黒い魔法使いは誕生しましたけど、はぁそうですね・・・となってしまいます。

目標達成できなかったモヤモヤ感もあり見た後の満足度は低いです。

 

長々と見続けたのに結局はスターウォーズで言うところの2,3,8のようなつなぎ回でしかないんじゃ・・・と思ってしまいました。

 

キャストでは蛇になる女性の役の韓国人の女優さん(クローディアキム)がアジア人なのに周りの白人に引けを取らない存在感で誰なんだろう?とちょっと気になりました。

最後の立ち絵で180cm以上あるキャサリン・ウォーターストンに見劣りしないスタイルに驚き調べてみたら177cmもありました。こんな人もいるんですね。

 

ファンタビはなんというか尖りが足らないな・・・そんな感じでした。

【映画感想】フォーリング・ダウン(1993)

1993年。

マイケル・ダグラス主演。

 

8年くらい前に一度観たことがある作品です。

衝撃を受けた作品でめちゃめちゃ面白かったのを覚えています。マイケル・ダグラス主演作で一番好き。

 

一見インテリ風の男がブチギレて大暴れするコメディーチックな作品という印象でしたが、観終わった後は意外と余韻がありました。

 

マイケル・ダグラス演じる主人公のぶっ飛んだ行動は不謹慎ながらも面白いのは今回も同じでしたが、主人公を追う側のハゲた老刑事側にもドラマがありそっちも面白かったです。

彼のヒステリックな奥さん。最初は尻に敷かれてわーわー言われ放題ですが最後に漢を見せて関白宣言したり、幼い子どもを失った過去がある等彼のバックグラウンドも改めて見ると興味深いです。

 

それにしてもこの映画を見ると煩わしい事を捨てたくなりますね。

冒頭で自分の車を捨てたり、銃器の入ったスポーツバッグをゲットした後にもう不要になった自分の持っていたカバンを躊躇なくぽいっと捨てるシーンの割り切りの良さが目に付きました。

 

全体的にはやっぱり冒頭の武器わらしべ長者だったり真面目系サイコ野郎主人公がコンビニやチンピラやハンバーガー屋や武器屋で大立ち回りを繰り広げる過程が面白かったです。

 

冒頭のコンビニでの無茶苦茶っぷり、チンピラとの出会い、ミシェル・ロドリゲスと勘違いされるくらい似てるチンピラの彼女、武器屋のゲイカップル、ロケランの使い方を子供に教えてもらうとか、そのシーンでの映画の即興タイトルだったり、老刑事のノリで同僚のいけ好かないやつにグーパン・・・もう挙げたらきりがない程見どころがあります。

 

冷静になって考えてみるとあたおかが犯罪やって回ってるだけだし、動機も身勝手だし同情の余地はないんですけど、終わってみればどこか切なさを感じさせるものあり、やっぱり個人的には名作でありマイケル・ダグラス主演で一番好きというのは変わりませんでした。

【映画感想】ヴェノム(2018)

2018年。

トム・ハーディ主演。

マーベル映画。

 

ひょんなことから謎の生物が体に規制してしまった男と謎の生物ヴェノムの友情?を描く物語です。

 

スパイダーマンは一応、サム・ライミとアメスパ、MCUは一通り見てます(ほぼ忘れてます)けど原作を知らないんでヴェノムは知りませんでした。有名なヴィランのようです。

 

見た感じとしては岩明均寄生獣っぽい感じがしましたが、一緒にいる(同居)時はナルトとクラマ(九尾)みたいです。

ヴェノムのキャラはなんというかもう好かれる要素しかないですね。めっちゃいいヤツでニヤニヤしてしまいます。

 

シーンでは体を乗っ取られるトム・ハーディの演技が地味にうまいです。

これからシリーズとして展開されていく作品のTHE導入部という感じの前半で得体のしれないものと人間主人公が一体化してまもないシーンはギャグパートのようでコミカルで面白いです。

 

最後はきっちりとキメてとてもいい気持ちで終わり・・・かと思いきや次作へのヒキが最後にあってMCUっぽい終わり方。

 

ヴェノムに対して好感だったら後は多少雑でもいいやと思えるくらいヴェノムというキャラが魅力的でした。

 

【映画感想】イーグル・アイ(2008)

2008年。

シャイア・ラブーフミシェル・モナハン

 

面識のない男女が謎の女からの命令でお使いをさせられ・・・という感じの導入です。

 

犯人というか黒幕に電話で脅されて指示される走り回される身代金とかダイハード3みたいな感じの映画かと最初は思いました。

 

でもなんか犯人からの指示が気味悪いほど精密且つやたら大掛かりなんで?と思いながら見ていましたが早々に黒幕が明かされなるほどと。

 

この映画は設定が面白いですね。現代の便利アイテム(PC、携帯電話、監視システム)全てに黒幕の支配下にあるというのが面白い。

電話を通じたコミュニケーションはすべて把握されてしまうけどそれがないとやり取りができまない等の弊害があったり・・・

 

ただそういう細かいのは置いておいてこの映画はかなり勢い任せな印象です。それほどノンストップでスピーディー。アクションの迫力も予想よりできが良いです。

 

題材はよくある感じ〇〇暴走系の映画ですがテンポ良く進んでいくため見やすく予想以上に楽しめました。

【映画感想】デッドコースター(2003)

2003年。

ファイナルディスティネーション2作目。

 

前作を見ていなくても楽しめますが前作のキャラやエピソードが劇中に出てくるため前作を見ていたほうが楽しめます。

 

運命という名の死神が本来そこで死ぬべき運命だった者を帳尻合わせのために殺しにくるという当時としてはセンセーショナルなホラー映画だったと思います。

 

ピタゴラスイッチ的な死に方が見ものなシリーズですが2作目も健在でグロいながらも楽しませてくれます。

 

前作を見たのは大分昔のことなので結構忘れてしまいましたが、今作は未来視ができる主人公がいてそれが伏線になっているため、この未来視は後々どういうふうになるんだろう?という先が気になるミステリー要素もあり飽きずに楽しめます。

 

ラストは運命の死神に打ち勝つために主人公がとんでもない行動を取るので見どころです。

 

微妙だった点は運命の死神の殺し方が終盤雑になってきたところですかね。最初の方は偶然の力を利用してピタゴラスイッチで殺して作為的な感じが薄いんですけど、最後の方はこんな偶然あってたまるか!というくらいまとめて殺しに来てだいぶあからさま。

 

そこにちょっとチープな感じがして微妙でした。

でも全体的には面白く見て損はなかったです。