映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ツイスター

1996年公開のアメリカ映画。

竜巻映画。

 

主役のヘレン・ハントという女優が映る度になんかジョディー・フォスターに似てんなぁと思いながら観ていました。

 

映画の目的は竜巻の情報を得るための装置を竜巻の中心に放り込むというもの。

3回くらい失敗しますが、2回やっても装置軽すぎ問題に気づけず、3回目でやっと気づいて4回目で車ごと竜巻に放り込むという手段で成功。USA!"USA!状態になります。

 

それにしても竜巻の多い街です。これじゃあ家がいくつあっても足りません。竜巻保険でもあるんでしょうか。

 

観終わって思い返すと決して少なくなかったことがわかるのですが、特に最後のB級映画臭が凄まじい。

大竜巻によって牛やトラックや車が飛んでくるのは当たり前でしまいには家まで飛んできて道を塞いで車で突っ切るシーンがあります。

その後入り込んだ小屋が何故か大量に刃物やカマなどがぶら下げてあったり、最後はすぐに吹き飛ばされそうな鉄パイプに体をくくりつけて地下室にすら入らないで凌ぐという離れ業を繰り出します。

映画じゃなくリアルだったら主人公たちは100回は余裕で死んでると思うほど命がいくつあっても足りない感満載です。ダークソウルのような死んで覚えるゲームのよう。目にゴミとか入らないんでしょうか。

 

竜巻で倍量の瓦礫やら鉄くずやらが舞うなか逃げてきたのにも関わらず命どころか傷一つなく最後は焼けぼっくいに火がついてキスして終わりという典型的なB級パニック映画でした。

 

登場人物ではやけに乗りの良い長髪の兄ちゃんがよかった。

突っ込みどころが多く一昔前なら午後ロースタッフが好んで選びそうな作品ですが、サタシネで観ました。