ワイルド・スピードシリーズの2作目らしいです。
らしいというのはワイルドスピードはスカイミッションしか見たことがないからです。
この作品が公開されたのは2003年なんですね。私が見たスカイミッションは2015年の作品だったためまるでまではいきませんが別物の作品に見えました。
スカイミッションのイメージは壮大で夜の街でザ・ロックとかステイサムが格闘したりマシンガンぶっ放したりするムービーという印象がありました。
このX2は2000年台の自動車をメインにしたよくあるアクション映画という印象を受けました。
しかしながらインパクトはすごいです。最初から頭文字Dのようなストリートレースで一気に映画の世界に引き込まれます。デヴォン青木が出ていたので「あ、デヴォン青木だ」と思いました。
スカイミッションは夜のシーン(盛り上がりを見せる後半)が多かったのですが、こちらの映画は昼間の印象が強いですね。前半のラスボスに雇われるためのレース、警察の車両やヘリコプターに追跡されるシーン、ラストシーンも昼間です。
プールサイド、パーティー、水着の女というのはスカイミッションでもありましたのでこのシリーズの風物詩なのかと思いました。そしてスポーツカーをこれでもかというほど出すところとか。
倉庫の中から大量の車が出てくるシーンが痛快ですね。そしてラストの船に突っ込む大ジャンプ。
最初は喧嘩していたブライアンとロームは昔は親友であり仲間であって、それがブライアンの警察入署やロームの逮捕→ムショ3年(ブライアンは知らなかった)によりロームはブライアンを逆恨みするようになり、とあるきっかけで行動をともにするようになり友情を取り戻していくという物語もいいですね。
主人公はブライアンとロームだけでスカイミッションのようなハリウッド俳優総出演みたいなオーシャンズ感はありません。調べてみると第一作目にもブライアンが主人公(のひとり)でした。
スカイミッションのエンディングを見たときにポールに捧ぐが出たときはピンとこなかったです。というのもスカイミッションを最初に見たためにこの映画の主人公はいっぱいいてブライアンもそのうちの一人に過ぎないと思い込んだからです。
しかし、一作目から出演しているほんまもんの主人公だったんですね。今思うとこのシリーズをずっと見てきたファンにしてみればポールの死というのはとても衝撃でとても残念だったということがわかります。
以上スカイミッションを最初に見た人の感想でした。