【映画感想】ミッション:インポッシブル3 (2006)
M:i:III。2006年公開。ミッション:インポッシブルシリーズ3作目。
イーサン演じるトム・クルーズは短髪です。かっこいい。
伝説のシーンとなるような物凄いワンシーンこそないものの、要所要所で小粒なアクションシーンがあり、それの集合体というイメージです。
題材のひとつに鼻の穴から注入して脳みそを爆破する小型爆弾があるからだと思います。どうしても地味です。とはいえハイウェイの爆破シーン等のド派手なシーンもあります。捉えた悪役をヘリから突き落とそうとするシーン、上海でのラビットフット奪取シーン、ジュリア?殺害シーン等も迫力がありますが、やはり一つ一つのインパクトでは同シリーズ他作と比べるとどうしても劣って見えてしまいます。
ミッションの最中にヒロインが攫われたりとこの作品にしかない緊急事態もあります。
味方側に裏切られ意外な黒幕が待ち受けていたり、イーサンが前述の小型爆弾を埋め込まれるという大ピンチを迎えたりと見どころは結構あります。
中盤で脱出の際に助け舟を出して味方だと思っていた人物が黒幕で泳がせていたという所は予想できなかったためうまくミスリードされてしまいました。脚本はやはりよく出来ていると思います。
サイモン・ペッグの出番は少なめです。
この作品のジュリアはセクシーで綺麗です。(’ラスト)
最後のおいしいところは全部ジュリアでしたね(イーサン蘇生、黒幕撃破)。
最後の最後でイーサンが自分の素性をジュリアに打ち明け、ハネムーンへとなります。
トム・クルーズが体を張っているためか他の映画にはない生々しさがあるのが魅力の作品です。