映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】スピード (1994)

1994年公開。

 

スピード2はすでに見ています。

規模はスピード2のほうが大きかったですが、やはりスピード1のほうが面白いと感じますた。

スピード2のほうを先に見ていてよかったです。

 

序盤はエレベーター爆破事件からはじまります。

エレベータに取り残された人たちが救い出される時に女の人がパンツ丸見えだったのがどうでもいいですが印象に残りました。

 

そしてバスの爆破から2525のバス本編に移行。時速80km以下で爆発という状況になります。車のメーターでの50=80km/hというのに気づくのにやや時間がかかりました。

そこからはまさにスピードをテーマにしたアクション映画。そんなに車体にバカスカ衝撃を与えて爆弾が爆発しないのかと思いつつもまるでシューティングゲームのように高速道路で車を避けていき、犯人と交渉し負傷した運転手を救出。

 

それから爆弾処理のために走行するバスの下に潜り込み失敗しガソリン漏れ、相棒爆死、車内カメラのトリック、その間に乗客避難、最後にハンドルとアクセルを固定してキアヌとサンドラ脱出、航空機につっこみ炎上と怒涛の展開が続きます。しかしそれで終わりではなく、犯人にサンドラが捕まり舞台は地下鉄の列車に。犯人は昔の007で見たような死に方をしたものの、電車の緊急停止ボタンが故障、サンドラはポールに手錠をかけられて絶望。この絶望するシーンはうまいと思いました。結果的に犯人の最後っ屁ですし、バス編では脱出できる状況でしたが電車編ではそこを封じられ、一見簡単に解決できる問題に見えて道具がないのでどうしようもないという状態にヤケを起こしてポールを蹴ったり、手錠を引っ張ったりパニックになるのがリアルでした。この状況は電車の脱線作戦の際の言わばシートベルトのような役割を果たしているのも(それでもリアルだと普通に死ぬレベルですが)うまいです。

総じて息もつかせぬ展開のオンパレードでとても面白かった映画です。

 

しかしこの映画を見ていて前にどこかで見たような気がしました。それは名探偵コナンのような気がして調べてみると時計じかけの摩天楼という劇場版コナンのようでした。スピードのほうが公開が先ですが。