【映画感想】ブローン・アウェイ/復讐の序曲(1994)
1994年。
トミー・リー・ジョーンズの開演が光る一作。
爆弾処理班の班長的な人が主人公。
奥さんは交響楽団奏者です。小さい娘もいます。
そんな主人公により間接的に20年間豚箱暮らしを余儀なくさせられた男がラスボス。
主人公に馴染み深い人に度々一風変わった爆弾を仕掛けて、それを主人公が解除していく・・・という流れです。
ヘッドホンに仕掛けられた小型爆弾を取り除くパート等中盤もなかなかおもしろいですが、終盤、トミー・リー・ジョーンズのアジトに主人公が潜入するパートから一気に面白くなってきます。
ノリノリで爆弾作りながら家の中で1人小躍りしながら歌っているトミー・リー。ハピバスデーアメリカ~♪とのんきに歌っているところ、最後のハッピバスデー・・・のところで後ろから近づいてきた主人公が銃を突きつけながら、トゥーユー→トミー・リー気づく→ケーキのロウソクの火を主人公消す→トミー・リー笑う→一本消えてなかった→トミー・リー消す
の一連の流れと、その後のピタゴラスイッチの要領で上から下に小さな爆発、火事を含みながら落ちていくところが特に良かったです。撮り方や演出にセンスを感じます。
見どころはその後の爆発。CGじゃ出せないほんまもんの迫力ある大規模の爆破で建物がぶっ壊れていくシーンはまじですごいです。
そこから『スピード』のようにブレーキ踏んだら即爆発みたいなことになりラスト15分はなんかめっちゃ笑ってましたね。
面白かったです。