映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】サバービコン 仮面を被った街 (2017)

2017年の映画。

 

へんな街の映画。

 

ジョージ・クルーニーコーエン兄弟制作、マット・デイモンジュリアン・ムーア出演、子役の演技もよし。

ここまで恵まれた環境の割にいまいちだと感じました。

 

保険金殺人を発端として家族を取り巻く人たちが偶然の力により死んでいきます。

そして汚れなき子供だけが残ります。

 

一方で白人至上主義者の街に黒人が引っ越してきたことで、黒人一家がみんなから嫌がらせを受けるという事件も毎日発生しています。

 

最後は街が壊滅し、黒人一家と白人の子供だけが残り、黒人の子供と白人の子供がキャッチボールをするのです。

 

 

全体的にまったりとした映画です。最後のマット・デイモンの息子に対する語りや、黒人の子供とキャッチボールするまでがなんとももっさりしています。

雰囲気作りのもっさり感は個人的にさほど悪くないのですが、なんかそれまでの展開があれだったのでさっさとケリをつけてくれと思いました。

 

観た後に何か残るという映画ではないですね。

偶然の力に関してはコメディーだからそういうものなのかご都合主義とすら思いませんでした。もう諦めていたんだと思います。

 

時間がある人向けだと思います。