映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】リメンバー・ミー(2017)

2017年。

ディズニー映画。

 

いや~やっぱりディズニー・ピクサー映画の脚本はクオリティー高いなぁというのが感想です。

お手本の方な見事な脚本です。

 

音楽嫌いの一家に生まれた少年。家族はみんな音楽大嫌い人間で音楽禁止。だけど少年は音楽好き。ある日アクティブ音楽大嫌いの祖母が大切なギターを壊します。少年は家出します。広場でギターを弾くために音楽の英雄的存在のギターを借りようと展示スペースに忍び込みます。そして警備員たちが彼に忍び寄ってきて・・・とここでいきなり違う世界に飛ばされます。そこは死者が骨の姿に見える死者の国でした・・・という導入です。そこで少年はご先祖様に会って会話とかします。

 

 

前半の死者の国に出てきたモブだと思っていた骨男が本当の○○だったと判明するところがやばかったです。顔のところが破れた写真、写真が飾られていない理由、二人の音楽家の男等、今までの伏線が一気に回収されその脚本の見事さと○○の人生の哀れさ、志半ばで死んでしまったことで娘と引き離されてしまったこと、昔ココにリメンバーミーを歌ってあげていたころの回想、娘への愛、残されたタイムリミット、そういうのが一気につながります。

 

人の目があるところで見ていたんですけど、目頭が熱くなり「あ、やべ・・・泣くかも」と思いつつも目をうるうるさせて耐えていました。

 

でも本当に○○は消えなくてよかったなぁと思いました。

ただ最後に死者の国で会えた父娘だったんですが、娘のココほうがおばあさんの姿のままで骨になっていてちょっと笑っちゃいました。死んだ当時の姿で骨になるんですね。

こはちょっとだけインターステラー(2014)の最後を思い出しました。娘が父親の年齢を追い越すという感じが。

 

最後は思っていたよりも泣きませんでしたが、みんなが幸せそうな顔して終わったんでとてもよかったです。

お子さんはもちろん、大人でも鑑賞に耐えうる作品だと思いました。