映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】プラスティック(2014)

2014年。

 

カード詐欺で儲けてる大学生4人がギャングに目をつけられて200万ポンド払わないと一生お金を払い続けることになると脅されて、期限内に大物をカード詐欺でひっかけてなんとかしようとする話です。

 

感想は微妙でした。

まず緊迫感がありません。途中で同じ大学のブロンド美女を騙して仲間に引き入れて絵的にはリア充のリゾート旅行のようになります。

女も男を手玉に取って転がします。

そして男大学生のうちの一人と恋仲になります。

やばい状況なのに何やってんだって感じです。でも私自身こういう状況に追い詰められた時はないためわかりません。もしかしたらやばい状況下でも意外と楽しめるのかもしれませんね。

 

男4人のチーム内に癌がいてそいつが何かとチーム内の調和を乱します。底意地の悪さが顔に出ていてある意味はまり役です。役者も顔も個性的で4人の中では一番記憶に残りました。そして最後にやっぱりやらかします。

 

最後の展開ははっきりいって読めました。200万ポンド悪いやつに支払ってはい終わりとなるわけがありません。

最後はやっぱりうやむやにして結局銃撃戦になって悪い奴らがラッキーなことにいなくなるというものでした。

 

最後仲裁役のまともだった奴だけが刑務所に入りませんでした。というか中東の王子のコスプレをしていたやつも主人公もカード詐欺やってるけど人格的には比較的まともに見えるのは一人だけクソなやつがいるからでしょうかね。

ヒロインの金髪女性、正面から見ると顔が四角くて微妙ですが小顔で美人でした。

 

正直最後以外は退屈に感じました。今までなんだかんだで順調に行き過ぎていたのがつまらなかったんだと思います。ラストでやっとバランスが崩れて(展開は薄々予想できるものでしたが)やっとストーリーが動いたと思いました。

なんだかなーという映画です。