2008年。
実話ベース。
主役のジェニファー・ローレンスが新人のころの作品。
出番は少ないですがちっこいクロエ・グレース・モレッツちゃんがかわいい。
寂れた小さな町で暮らす三人姉妹。母親は売春婦で男に貢いでいるという毒親家庭に生まれつつも逞しく生きています(父親不在)。
長女がジェニファー、末っ子はクロエ。
ジェニファーは17歳にして才能の片鱗を見せつける演技をしています。
母親の男に密かな恋心を寄せていてキスも許している中、突然口を塞がれレイプされるというシーンが強烈です。
そこから(気づいているのか気づいていないのか)母親が見て見ぬ振り。それどころか逆に赤ん坊のころの話でネチネチ責め立て、ジェニファーがその男にレイプされたと訴え拳銃で男を撃ち殺そうして母親が男を身を挺して庇うシーンがクライマックスです。
レイプ被害からバスケットボールの試合に直行する時の表情、演技もよかったです。
クロエちゃんは当時11歳くらいで画面に映る度にかわいすぎてニヤニヤしてしまいます。
実話ベースなのに一家庭の出来事を詳しく描写しているなと思ったらこの映画の脚本、監督のロリ・ペティが自身の少女期の体験を描いたという映画でした。