2001年。
リリー・ソビエスキー主演。
ドメスティックホラーな雰囲気のサスペンスです。
両親が交通事故で死んで姉弟が知り合いの家の子になります。
しかしなんか変。
そのうち新しい家の夫妻が共謀して姉弟の両親を車に細工して殺したことが判明。
目的は夫の借金苦によるもの。借金取りから脅されてます。
遺産相続した姉弟の400万ドルが目的。
夫主導で姉弟を嵌める気まんまんで小細工をして殺す機会を伺っているという感じです。
意外にも中盤で夫妻の企みに気づき免許ないのに車で逃げ出そうとしますが戻されます。
そこからまた色々あって妻が死んで夫が姉弟殺そうとなります。
そこに借金取りが。
その前に夫が車に細工をして、姉弟を車に乗るように誘導して事故死に見せかけて殺す計画を立てていましたが、姉弟は夫の策略を見抜きトラップを回避。
夫がヤクザとともにその細工された車に乗ることに。
そしてヤクザもろとも夫を撃破。
パトカーに拾われる姉弟。
実はまだ生きていた夫が警官から銃を奪い姉弟ピンチ。
姉はパトカーのアクセルを踏み夫を轢き殺してめでたしめでたしというストーリーです。
感想は実に微妙です。
全てが予定調和で意外性もないです。
もっと捻りが欲しかったところ。
家での夫婦のなにかある感を出すためホラーチックに見せてる割には全然怖くないですし、緊迫感もないです。
スプラッターな血なまぐさい描写は基本ないです。バイオレンスは多少あって、血に関しては最後に悪役が交通事故で血を流すくらいです。
見どころといえば当時ティーンエイジャーだったリリーソビエスキーのわがままボディくらいな気がしました。水着のシーンは別の意味で強烈です。