【映画感想】マイティ・ソー(2011)
2011年。
北欧神話とSFを混ぜ合わせたような世界観。主人公のソーたちは地球じゃない星に住んでいてテクノロジーで地球に行けたりするみたいです。
ソーは多分王位継承者するであろうオラオラ系。
対照的に常に劣等感を抱いていた弟ロキ。その弟がある日敵対している氷の国の王の息子だと分かってからプッツンし兄を追い出したり、小細工で地球に行く係の人を話術で陥れたり、ソーを始末するため地球にデストロイヤーというロボを送り込んだり、敵の大将(実の親)を呼び寄せて殺させようとしてそこを退治して泊をつけようという自作自演をしたりと小狡いキャラになってしまいます。でも全ては父に認められたいだけなんだなというのが伝わってきます。
あと父オーディンはなんか途中で眠っちゃいました。死んでないんですけど。
一方のソーはナタリーポートマンと恋なんかしちゃってそれなりに地球を満喫していました。最初は荒々しい性格だったのが博士とかナタリーとかと一緒に時を過ごしていくうちに柔和でいい人になっちゃいます。
クライマックスはソーとロキのバトルからの地球ブリッジの破壊。宇宙に放り出されるという瀬戸際で父親に見限られたロキは自ら掴んでいた槍を離して宇宙の漂流者となります。
最後はやっぱり最後にちょろっと登場するサミュエルLジャクソンが登場。
そして死んだはずのロキが鏡に映るという意味深な終わり方。
原作は見ていませんが主人公の役の人は身長190cmの筋肉質の俳優で一時期のブラピのような髪型も結構似合っていたと思います。
俳優といえば浅野忠信が仲間のうちの一人でいましたね。一番影薄かったですが。
CGとかアクションに関してはいつものマーベルという感じで安定感があります。普通にかっこいいしお金かかってんなぁと思います。
ただバリバリのアクションというよりかは弟の陰謀やソーの地球での生活の方が印象に残りました。まぁ序章ですしこんなもんですかね。
最後にロキが自らしがみつくのを辞めたところがちょっと切ないです。
う~ん、まぁまぁですかね。