【映画感想】劇場版HUNTER×HUNTER The LAST MISSION(2013)
2013年。
ハンターハンター2011年版のアニメシリーズの劇場版第2作です。最初のファントムルージュは評価がいまいちなため観ていません。
時系列はグリードアイランドクリア後くらいですね。
原作ではこの当時にはまだ出てきてないネテロ(声は故・永井一郎さん)の過去編とか百式観音とかパリストンとかもちょろっと出てきます。
他にも原作では最初の天空闘技場以来出てきた記憶のないズシがちょっと成長した姿で出てきたりします。やや筋肉質になってました。
ストーリーは映画オリジナルでポッと出のテロリスト的な集団が出てきてハンター協会に復讐するというようなものです。
敵側は怨という念みたいな力が使えます。性質として全ての系統を最大限引き出せる常時エンペラータイムみたいな感じですがあまり凄さが伝わってきません。
それはゴン、キルアも同じで、ゴンは体を強化するだけで地味、キルアはこの頃電気が使えてそれなりに活躍してましたがこの当時はまだ単純な電気しか使えずどちらもなんかしょぼいなぁという感じ。
テコ入れのためかゴンは釣り竿、キルアはヨーヨーを使ってました。
クラピカもエンペラータイム出して最初に持ってた二刀流の武器を使ってました。鎖の出番はあんまなかったです。ホーリーチェーンをちょろっと使ってたくらいです。というかほぼほぼ旅団専用能力ですしまぁこんなもんでしょう。
レオリオは言わずもがな。
なんかあまりバトルが盛り上がりませんし、ゴンさんにもなりません(なったらなったでおかしいですが)。常時なんかハンターハンターらしくないなぁというのを感じます。らしさの片鱗がまったくないというわけじゃない(原作の復讐させたくないとかゴンの後先なしさとか)んですが。
ハンターハンターはやっぱりこういう劇場版なんとかというようなのには本当に向いてないなと再確認しました。