【映画感想】ホーム・アローン5(2012)
2012年。
ホーム・アローン第5作で完結編だそうです。
主役はまたケビンじゃない子になってまして子役も違います。
主役の子はまぁ普通ですけど反抗期のお姉ちゃんは結構可愛いです。
前作はハイテクのお屋敷のシステムを利用して強盗を撃退する話でしたが、今回は一家全員でなぜか幽霊が出るという屋敷に引っ越してきます。幽霊は出ませんが隠し部屋にお宝があるとかでそれを強盗が狙うというような感じで話が進んでいきます。
例によって両親不在でお留守番。そこに強盗がという感じですが今回はお姉ちゃんがいます。しかしお姉ちゃんはその隠し部屋にふとした拍子で自ら監禁されたままでストーリーは進行していくので子ども同士で協力するとかはなく独力で強盗を追い出すために頑張るというホームアローンの体裁は一応保っています。
前作の反省を踏まえてか子供が罠を自作するというノリが復活。様々なピタゴラスイッチで楽しませてくれます。
悪役も今回はコメディー系で結局子供に対して害を加えるようなことはしないので安心して見れます。子供の罠にかかってとんでもない目に遭ってももぶん殴るとかしないのでこっぴどくやられている様はちょっと可愛そうだなぁという気もしますがまぁそこはお約束の伝統なのでこんなもんでしょう。そして前半微妙で後半から面白くなってくるという伝統もまた継承しています。
2012年ということでスマホやネトゲのような概念が出てきますがクラウドとかドローンはまだ出てきてないころなので2018年以降の子供向け映画と比べると微妙に時代遅れ感を感じました。
また今回も1時間半とコンパクトなのでサクッと見れます。大人が見ると今一つ感、物足りなさはやっぱり感じちゃいますが、笑いどころも多くお子様には相変わらずおすすめですね。