2014年。
エクスペンダブルズ第3弾。
ストーリーはいつも通りと言った感じです。
殺したと思っていたやつが実は生きていてそいつを捕まえるために奔走。その過程で仲間を失いかけ、新しいメンバー集めを開始するスタローン。若い連中を中心にヘッドハンティング。しかし敵に捕まってしまいます。そこで元祖メンバーたちが立ち上がり・・・という流れです。
今回はメル・ギブソン、ハリソン・フォードという大物が参戦します。
しかし、一番印象に残ったのはアントニオ・バンデラスでした。エクスペンダブルズ3はバンデラスが活躍するという話は聞いていたんですが、斜め上の役柄で驚きました。
水戸黄門で言うところのうっかり八兵衛みたいな三枚目役でめちゃめちゃ斬新です。というのもバンデラスは超大物というわけではありませんが、普通にアクション映画で主演や2番手を長年やってきましたし、いわばキムタク的な印象を持っていました。そんな彼のイメージとは真逆のTHE三枚目なキャラを演じている彼が画面上でやたら目立っていて逆に他メンの影が薄くなっていました。そういう意味で主役をある意味食っていたと言えるかもしれません。というわけで三枚目バンデラスはかなりの見どころですね。
ストーリー展開は微妙で正直マンネリ感はあります。最後はやっぱり肉弾戦、2でのヴァンダムと丸かぶりしていてイマイチ盛り上がりませんでした。
とにかくバンデラスの三枚目演技が見どころ、そんな感じの大物スター共演映画でした。