【映画感想】ティファニーで朝食を(1961)
1961年。
オードリー・ヘップバーン主演。
玉の輿狙いのパパ活娘みたいな女性が主人公。劇中で複数の男を振り回し、男の金で生活しているような女性です。
それどころか万引したり、ヤーさんとつながりがあったり、名前変えまくったりと思った以上にやべー女です。
そんな彼女にも過去があって、多くの子供の母親でもありました(生みの親ではない)。生みの親ではないとは言え旦那もいて子沢山なためこの人一体何歳なんだろう?と最後までそこが気になりました。
そんな彼女が売れない若い男性作家と出会い変わっていくというような感じです。
なんとなく松嶋菜々子のドラマ『やまとなでしこ』っぽい雰囲気です。私と比較して性別も人生観も真逆な人物が主人公というため感情移入は難しかったです。
随所に彼女の心の底を読み解く演出が仕掛けられていましたが、残念ながら消化には至らず、どこかモヤモヤした気持ちが残りました。
ストーリー自体はそんなにつまらなくなく、最後まで見ることができました。同じアパートに住んでいるクレーマーのおっさんが印象に残りました。