【映画感想】ノッティングヒルの恋人(1999)
1999年。
ラブコメ。
最初はそこらへんの男性の妄想物語を映画にして見ました的な感じで見ていましたが、最後は泣きそうになってました。めっちゃいいです。
大女優と一般人男性の恋を描いた作品です。
なんだかやまとなでしこみたいな感じです。あとスタアの恋も思い出します。ローマの休日も。
同居人のスパイクとか同僚とかホテルマンとか友達とかみんないい人ばかりなのがいいです。一瞬しかでませんけど、滝山さんもいいキャラしてます。
味のある悪役もいいですけど、登場人物全員いい人しかいないというのも個人的には好物です。
中盤あたりからやや中だるみを感じましたが、一旦破局してからのラストシーンへのブーストがいいですね。鑑賞者の期待に答える見事な盛り上げっぷりです。
ベタです、だが、それがいい・・・という感じです。
ラストの会見シーンの演出は堪りませんね。これ欲しかったんですよと思っていたものを存分に提供してくれました。
エピローグの住民しか入れない公園のシーンも、伏線部の夜との対比で昼になっているのもコントラストでいいですし、本当の住民になったのでコソコソせず堂々と気の知れた仲間と一緒に休暇をエンジョイしている絵もグッドです。
ベタですが、それでいい、最高。
そんな作品でした。見てよかったです。
ちなみに初めてジュリア・ロバーツを可愛いとこの作品で思えました。
ちなみに彼女の代表作のプリティウーマンは見たことないです。