映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】エスター (2009)

2009年公開。

死産した3人目の娘のことが心の傷となった母親。彼女は心の傷を癒やすために養女を迎え入れることに。孤児院でエスターという少女を養女にし家に迎え入れる。その養女にした孤児。しかしその娘には問題があった。家人の周りで不幸なことが怒り出し、やがて養女の正体が○○だと判明。家人が襲われる。という物語です。

 

ホラー映画としては音でびびらす系です。

しかしエスターの巧妙な立ち回りはいいですね。こういうの好きです。特に死産した娘にちなんだ薔薇を摘み取って花束にして嫌がらせするシーンとか最高です。

エスターの正体に近づく黒人女性を殺害したところからこの映画、自分的にはあたりだなと思っていたんですが勘が当たりました。

親父が鈍すぎて苛つきましたが、終始顔をしかめて見ることができました。

夫婦の夜の営みのエロシーンもありますが割と生生しいです。

 

最初の悪夢のシーン。以前見たことがあったと思いますこの映画。でも全然覚えてやしませんでした。適当に見ていたんですかね。自分でも思い出せません。

 

今回改めて見ましたが、かなり好みのホラー映画でした。エスターの正体については死産した子供がどうたらこうたらかなぁと漠然と思っていたんですけど予想の斜め上をいかれました。荒唐無稽ですが自分の中ではリアリティー的には有りでした。

しかし、侵入した先のファミリーの父親がロリコンエスターに手を出した場合もやっぱりエスターは殺っていたんでしょうかね。そこがちょっと気になりました。

 

エスターを演じきったイザベル・ファーマンは神童というくらい演技がうまい。最後の迫真の演技は本当に怖かったです。

インパクトで言えば家なき子安達祐実くらいです。古いですが。

 

人によってクソ映画認定される人もいるかと思いますが、個人的にはツボでした。ですのでホラー映画では自分の中でかなり上位に躍り出ました。