映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】THR3E 影なき爆殺魔 (2006)

 

落ちは読めませんでした。視聴者をひっかけようとする姿勢はソウが頭をよぎりましたが、ずるいと思いました。

そんなもんわからんよ・・・となります。

 

最初の事件と以降の事件の犯人が違うというのはなるほどと思いました。

女友達がやたら勝手に動き回るのが気になりました。

ケビンが二重人格という話が出てきてからカオスになっていきます。

二重人格だと思ったらそうじゃなかった!とおもったらやっぱり二重人格だった?女友達も犯人もケビンが見てる幻覚・・・じゃああれ?女友達見えてなかったの?覚えてない・・・ということで頭がショートします。すぐになんとなくわかってこの超展開を受け止めようとしますけど。

 

ケビンが作り出した実在しない女性から女性刑事に電話がかかってくるシーンがありますが、あれはケビンが電話してると解釈しましたが、わかりにくいです。やっぱり違うかもしれません。アイデア自体は面白いんですけどそういうディティールの稚拙さで損をしてると思います。

 

ティアラをつけたおばさん、そのおばさんの家の中は時が止まっていて更新される世界を捨て新聞は人物の顔をくり抜いて捨て自分たちの世界に閉じこもっている一家の面々は個人的にツボでした。いいキャラたちでした。

もう少しうまくやれば傑作に化けそうなんですけどいろいろ惜しいです。