2005年の映画。
キアヌ・リーブス主演。
愛煙家のエクソシスト(悪魔祓いして悪霊退治する人)がなにかする話です。
正直ストーリーはよくわかりませんでした。
なんとなく幽遊白書の霊界探偵やってた時の感じっぽいなと思ってました。
見てる最中はキアヌかっこいいとかヒロインの女優さんぺちゃぱいだけどきれいだなぁとかそんなことばかり考えていました。
いまいちストーリーが入ってこなかったのでググりました。
そこでジョン(主人公)が地獄行きから天国行きになるためにいろいろやっていたということがわかりました。そういえばそんな話を劇中でしていました。
肺がんで余命1年ということで死期は近いです。
だから悪魔祓いをしていたのも徳を積んで天国に行くためだったんですね。
でもそれは天国に行きたいという不純な動機からなのであんま意味なかったぽかったっです。
それでイザベル(主人公の妹)を自分の命と引き換えに救うことで自己犠牲で天国に行くかと思われましたがサタンに戻されてしまいました。なんでサタンは生かしてやったのかわかりませんし、なんでそんなパワーを持ってるのかもいまいちわかりませんでした。
ググるまで妹の自殺がマモン(サタンの息子)を現世に呼び出すのを阻止するため自殺したというのもわかりませんでした。
でもどうせならマモンに登場してほしかった気もします。ここはお約束だと思っていたので出てこなかったのは少し消化不良感を感じました。
槍のさきっぽについてはマモンを呼び出すためのキーアイテムという認識でいいんですかね。
アクションシーンは面白かったです。なぜメリケンサックなのかと思ってみてました。あといっぱい弾丸を装填できる巨大な黄金銃。
腕をくっつけてすごい技を繰り出すところも黒幕をあぶり出すための術だということにすら気づきませんでした。地味かと。
ストーリー、演出ともになかなかわかりにくいなと思う作品でした。キリスト教についての理解が足りないというのもあるかもしれませんがなんとなくのパワーバランスはわかりますけど、何のために登場人物が動いているのかというのもいまいちわかりにくかったです。
あと主人公とヒロインがキスしそうでキスしないなぁと思う映画でした。そんなシーンが2,3ありました。最後もいい雰囲気になるものの結局しませんでした。結局おまじないで一回ちょっと唇に触れただけな気がします。