2011年。
自然災害系です。
雪山で地震が起きて亀裂が入ったりしてさぁ大変。この窮地をいかに乗り切るかという物語です。
THEありきたりという感想です。この手のB級ディザスター映画にありがちな要素をふんだんに詰め込んでいます。というか踏襲しています。
一家がまるごとピンチになったり、親父が都合よくそれ系の仕事をしていたり、作戦総司令部が出てきたり、そのメンバーがもう脱出しなくてはならない状況になってボスが君たちは行けというところをみんな私もここに残りますと言ったり、メインの一家に犠牲が一人も出ず、犬も助かったり。
パニックシーンも緊迫感がなく、予定調和(欲言えば安心感)臭がぷんぷんします。
臭いといえばこの天変地異は原因はメタンガスでメタン野郎と呼ばれているキャラが出ていましたが救助中のヘリにぶら下がった状態で死んでしまいました。主人公の一家以外に主人公補正はかかってないので簡単に死んでしまいました。作戦本部でもわからなかった原因を言い立ててた人なんですけど。
映像面ではCGがしょぼいです。低予算なので仕方ないですが。メタンが充満しているのに火を着けるというのはえ?と思いました。都合よく部分的に爆発するし。
B級なのでこんなもんでしょう。
こういう映画って目が肥えてない子供の頃にいっぱい見ておくほうがいいんでしょうかね。そんなことを考えてしまいます。
そういう意味ではお子様向けなのかもしれません。ファミリーが主役ですし。